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【テトリス Tスピンのコツ⓪】 Tスピンとは ※スマホ閲覧対応

  • 執筆者の写真: ギアキ
    ギアキ
  • 2020年3月23日
  • 読了時間: 4分

更新日:2021年7月23日


こんにちは。ここではテトリスの基本技にして奥義であるTスピンについて解説します。





Tスピンとは何かさっそくですが、形を見ていただいたほうが早いのでまずはこんな感じで積まれているとします。





この形から紫のTミノを図のようにソフトドロップでゆっくり落としていきます。




そのままゆっくり落とすとこのような形になりますが、ここでTミノを回転させるのです。




回転させると、このようにぴったりはまり、




2ライン分消去できます。このようにTミノをねじ込むように回転(スピン)させるため、Tスピンと呼ばれます。





え?おかしくない?物理的に回転じゃ入らないでしょ?と思われるかもしれませんが、

そうです。確かに物理的には不可能です。が、テトリスではOKなのです!!



なぜかって?ゲームだからです....仕様と思ってください。

なので全くの初心者は普通こんなことしようと思いません。あくまでゲームだからと割り切ってください。




Tスピンにもいくつか種類があります。さきほどのTスピンの例では2ライン同時に消しましたが、さきほど少し異なり次のように右端が空いていて二段目が完全に埋まってないパターンをみてください。





同じようにTミノをゆっくり落とし、


うまくはまるように回転させます。




するとさきほどと違い一番右が空いていたのでTスピンで消えるのは1ラインとなります。


このようにTスピンで

1ラインが消えるのをTスピンシングル

2ラインが消えるのをTスピンダブル と呼びます。

説明ではそれぞれTSS、TSDと略されて表記されることも多いです。



では、さっそく、このTスピンをどんどん作っていきたいのですが、初心者には少し難しいですよね。なのでここでは基本的な考え方だけを説明します。



Tスピンを組むには次のようにまずは一つの穴があるラインを見つけてください。

(一人プレイでは見つけにくいかもしれませんが、対戦プレイだと相手からお邪魔ブロックとして送られてくるので見つけやすいです。)



注意点としてはブロックは別に平である必要はなく、このように上にブロックがあってもOKです。







このような形を見つけたらさっそくTスピンができるように組んでいきます。

具体的には二つの工程があります。【土台作り】と【屋根付け】です。




土台作りは図のように水色の二か所にブロックを詰める作業のことです。

なおTSDのときは両側二つ水色個所のブロックを必ず詰める必要がありますが、TSSのときはどちらか一方を詰めるだけもよいです。




このように両側から外堀をぎゅっと埋めてTミノの形が入る形が視えてきますね。







Tミノの入る場所を確保したら続いて屋根付けです。これはさきほど作った土台の上に一個ピョコっと出っ張りを作る作業のことです。これは左右どちらからもできますがやる必要があるのはどちらか一方だけです。


・左側の屋根付け



・右側の屋根付け


これでTスピンの形ができました。この形ができればあとは冒頭に説明したようにTミノをねじ込んで入れればOKとなります。





また、次のように両側屋根付けしてしまうとTミノが入らなくなってしまうので、片側だけにしましょう。

物理法則を無視するTスピンでもこれは入らないのです。。。


・両側の屋根付け(ダメなパターン)






また、土台作りと、屋根付けは順不同です。組みやすいほうからやればよいのです。




例えばまず、次のように右側土台が完成しました。左側の土台はまだできていませんが、




土台の上には屋根がつけられるので先に屋根付け終えてしまいます。

このままでもTスピンの形になっており、この場合はTミノをねじ込むと1ライン消去でTスピンシングルとなります。




Tスピンダブルにしたい場合は必ず両方の土台を作っておく必要があるので、適当なミノで左側の土台も作ります。


これで左側の土台作りもできたのでこれでTミノをねじ込めばTスピンダブルになります。




順不同といいましたが、さらに、同時でもOKです。

どういう意味かといいますと、例えば赤のZミノをこのようにおきます。







するとこのように右側の土台と屋根付けが同時にできていることがわかりますか?

このままTスピンをすれば1ライン消しのTSSで左側の土台も作って2段目も埋めれば2ラインが消せるTSDです。


この同時パターンは他にもいくつかあるので次回以降でさらに紹介したいと思います。





Tスピンの考え方は理解していただけましたか?上級者は息をするようにこのTスピンをガンガンやってくるので頑張って習得してください。

次回以降でより実践的な組み方のコツをご紹介します。⇒こちら




以上です。

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