平積みを行っていく際、両端を空けるけるよりどこか中間を空けたほうがTスピンは組みやすいです。今回その中で7:2積みと呼ばれる積み方を紹介します
どんな感じの積み方かは前回紹介しました。
なので今回は具体的に実践でどういう思考で積んでいったらよいのかを解説します。
まず、7:2積みでTスピンをつくるに際し、屋根付けは他と同様右側につけるか、
左側につけるかの二つあります。
・7:2積みの右側の屋根付け
・7:2積みの左側の屋根付け
今回左側の屋根付けについて取り上げます。
左側で作る形は例えばこんな感じです。
Tスピンの方になっていてさらに屋根の先付3回分になります。
ポイントはTスピンではいる屋根の部分は2個分のブロックで作っていくということです。
水色個所が2個分です。
もちろん1個分でもできますが、2個分のほうがイメージが難しいので、こうすれば2個空きになるってのを覚えてしまったほうがよく、そのため今回は2個空きを紹介します。
こんな積み方できないよと思うかもしれませんが、実際に積むとミノはこんな感じです。
赤⇒青⇒橙⇒黄緑⇒黄色の順番となっていて黄色の上にはさらに赤が置けるのでこの繰り返しで置くことができます。なので順番を覚えてしまってもよいかもしれません。
(慣れると勝手に覚えます。)
7:2積みが特殊なのはこの左側が2列分しかないのでミノの置き方が縦に限定されて決まっているということです。ミノの向きは決まっているので後は順番だけ覚えてしまえばよいのです。なので覚えてさえしまえばとっても簡単です。
また、例では赤のZでスタートしていますが、左2列の土台に合わせて何から始めても問題ありません。
・左2列両方あるとき
赤のZミノ
橙のLミノ
・左に1個あるとき
黄緑のSミノ
黄色のOミノ
・右に1個あるとき
青のJミノ
Tミノではじめこともできますが、TミノはできるだけTスピン用に取っておきたいのでここは省略します。
いずれで始めても赤⇒青⇒橙⇒黄緑⇒黄色の順に沿うとこんな感じで積めます。
左から赤のZ、黄色のO、青のJで始める例です。
とは言ってもこれをすべてTスピンで消化すると5、6回になります。実際は一度に積む屋根の先付け分は2回分多くて3回ぐらいだと思います。それに合わせて右側も積んでいきながらTスピンを打っていきます。しかし、7:2積みにこだわり地形が乱れては本末転倒なので途中で無理そうならさっさと諦めましょう。
なので、2回分でよく使わるのがは以下2つのパターンです。
・橙のLと黄緑のS
・赤のZと青のJ
この2つを形で覚えて間に黄色のO入ったなぐらいの感覚でいればいいかなと思います。
またそれぞれ次に置くミノはOと橙のLで2個空きを維持できますが、地形やミノ順が悪ければ無理せず、他のミノで屋根付けしてしまいましょう。
・2個空き維持パターン
・1個空きパターン
(地形をみて1個空きでTスピンが作れそうなら積極的にこっちにします。今回は左側の屋根付けに限定しているが、右側の屋根付けに切り替えてももちろん良いです。ちなみにこれも無理そうなら7:2積みはさっさと諦める)
また、緑のSミノに関しては高さの調整は必要ですが、実は全パターン対応しています。
下の地形を気にしなくていいので緑のSミノから始めるというのも有効です。
さて、左側についての説明は以上で終わりました。つづいて右側の説明です。
左側に2個空きの屋根を先付けしたら、右側はそれに高さが合うように適当に積みながらTスピンを行っていけばいいかと思いますが、1点だけ注意点があります。それは置いてはいけないブロックの箇所があることです。
次のように黄緑のSでスタートしたとてください。続いてOミノと赤のZミノを先に積んで2回分のTスピンの屋根付けができています。この際一回目のTスピンを打つまでは、水色の2か箇所にはできるだけブロックを置かないようにしてください。
置いてしまうと一回目のTスピンを打った後、
このような地形になって2回目の土台が作れず、Tスピンが打てなくなります。
置いていなければ、このように赤のZミノや、
橙のLでTスピンの土台が作れます。
さらに言うなら、さらに下の2か所の合計4か所分空けておくという選択肢もあります。
その場合、一回目のTスピンを打った後はこのようになり、
水色個所がないとすると、
このようにOミノや
青のJミノで高さを揃えることができるので選択肢が広がります。
しかし、4か所分も積んではいけないスペースがあると、残りの右側4列のみでミノを積んでいく必要があるので難しくなります。
なので、まとめると4か所のうち絶対積んではいけないのは赤の部分。それ以外は、余裕があれば空けておくぐらいの気持ちいるのがいいと思います。
(赤の部分が空いていればZミノが入って2回目のTスピンも打てますので)
5列目の右側の土台の上は何もつまない。ぎりぎり積んでいいのは1個まで。
(その上が絶対積んではいけない赤の箇所です。)
絵で見たほうが覚えやすいと思うので一例です。
・土台の上は1個だけ積める。赤より上はダメ!
この覚え方だと結局、2回目のTスピンの土台作りに使えるのは赤のZミノだけになりますが、覚えることも少なくて最初はこれでいいかもしれません。やりながら慣れていってください。また、これはあくまで2個空きで屋根を先付けした場合においてはいけない箇所です。すでにおいてしまったり、地形が悪くなりそうなら、二回目のTスピンはあきらめて平済みしたり、テトリスにしたりしていきましょう。
んー、書いてみたけどいまいちわかりづらいですね。
もうちょっと表現を見直してみます。でも最後まで見てくれてありがとうございます。
今回は以上です。
Comments